超シンプル!スプシ関数 LOOKUP系

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こんにちはニシケンです。

LOOKUP系の関数をまとめました。具体的にはVLOOKUPとHLOOKUPです。
一般的に有名なのはVLOOKUPで、この関数を使いこなせているか否かで初心者か中級者かを判断できると言っても過言ではありません。

これらの関数を一言で言うと、2つのデータ(表)を共通の値でマッチングして、一つの表にまとめることができる。となります。
どんなレポートでも必ず使うと言っても過言ではないほどド定番な関数です。

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VLOOKUP | 垂直方向の検索

概要

垂直方向の検索して、一致する行の値を返します。
2つの表を横につなげるイメージです。SQLで言うところのJOINでしょうか。
辞書的なマスター表があって、それにトランザクション的な集計表とガッチャンコ(結合)して使うのが一般的だと思います。

構文

VLOOKUP(検索値, 検索範囲, 取得番号, [並び替えフラグ])

  • 検索値 :検索する値
  • 検索範囲:検索対象の範囲。検索値を検索する列を戦闘列とする
  • 検索番号:検索にヒットした場合、返却する列番号
  • フラグ :検索範囲がソート済みの場合はTURE。それ以外ならFALSE ※デフォルトTURE

使用例

PV情報

pathPVUU
/198,000197,490
/author200100
/menu1910
/blog/101129,800129,780
/blog/10218,98818,898
/blog/2019,8009,788
/blog/2028,9908,910

タイトルテーブルとPV情報をマージ

pathタイトル関数結果UU
/トップページ=VLOOKUP(A10,$A$2:$C$7,3,false)197,490
/author作者について=VLOOKUP(A11,$A$2:$C$7,3,false)100
/menuメニューページ=VLOOKUP(A12,$A$2:$C$7,3,false)10
/blog/101禁断の恋愛相談=VLOOKUP(A13,$A$2:$C$7,3,false)129,780
/blog/102ダイエット奮闘記=VLOOKUP(A14,$A$2:$C$7,3,false)18,898
/blog/201投資信託で儲ける=VLOOKUP(A15,$A$2:$C$7,3,false)9,788
/blog/202持ち家か賃貸か=VLOOKUP(A16,$A$2:$C$7,3,false)8,910

HLOOKUP | 水平方向の検索

概要

水平方向の検索して、一致する列の値を返します。

構文

HLOOKUP(検索値, 検索範囲, 取得番号, [並び替えフラグ])

  • 検索値 :検索する値
  • 検索範囲:検索対象の範囲。検索値を検索する列を戦闘列とする
  • 検索番号:検索にヒットした場合、返却する列番号
  • フラグ :検索範囲がソート済みの場合はTURE。それ以外ならFALSE ※デフォルトTURE

使用例

週別PV情報

日付7/017/087/157/227/29
UU1,0011,0021,0031,0041,005
PV2,0012,0022,0032,0042,005

イイね数とPV情報をマージ

日付7/017/087/157/227/29
イイね1112131415
=HLOOKUP(B4,$A$1:$F$3,3,false)=HLOOKUP(C4,$A$1:$F$3,3,false)=HLOOKUP(D4,$A$1:$F$3,3,false)=HLOOKUP(E4,$A$1:$F$3,3,false)=HLOOKUP(F4,$A$1:$F$3,3,false)
PV2,0012,0022,0032,0042,005

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