抜粋テキスト関数|スプレッドシート

こんにちはニシケンです。

データ分析とは全く関係ない関数ではありますが、地味に利用頻度の高いLEFT(),MID(),RIGHT()関数を紹介いたします。

これらはセルから部分的に値を取得する関数となりますが、何が便利かといいますと日付文字列などの変換で非常に使えます。スプシでデータ分析する際に多用する日付に関する値の前処理(整形処理)で利用する感じです。

例：20201122⇔2020/11/22

いまいちピンとこないかもしれませんが、下記の関数の説明を見ていただければ何となくイメージが付くと思います。

LEFT | 文字列の左側の値を取得

対象テキストの左側の値を取得します。
"こんにちは"の場合は、文字列の左側(先頭)の"こ"が取得されるイメージです。

LEFT( 文字列, [桁数] )

・文字列：対象のテキストもしくは対象のセル番号
・桁数：取得する値の桁数デフォルトは1

A	関数	結果	備考
こんにちは	=LEFT(A1,2)	こん
20201122	=LEFT(A2,4)	2020	※年の部分を取得

対象テキストから開始位置を指定して値を取得します。
"こんにちは"の場合は、指定した開始位置(例えば3)の"に"が取得されるイメージです。

MID( 文字列, 開始位置, 桁数 )

・文字列：対象のテキストもしくは対象のセル番号
・開始位置：取得の開始位置 ※1スタート
・文字数：取得する値の桁数

A	関数	結果	備考
こんにちは	=MID(A1,3,2)	にち
20201122	=MID(A2,5,2)	11	※月の部分を取得

対象テキストの末尾の値を取得します。
"こんにちは"の場合は、文字列の右側(最後)の"は"が取得されるイメージです。

RIGHT( 文字列, [桁数] )

・文字列：対象のテキストもしくは対象のセル番号
・桁数：取得する値の桁数デフォルトは1

A	関数	結果	備考
こんにちは	=RIGHT(A1,2)	ちは
20201122	=RIGHT(A2,4)	22	※日の部分を取得