こんにちはニシケンです。
スプシでのテキスト操作では欠かせないFIND(B)とSEARCH(B)関数を紹介いたします。よく利用する使い方としましては、MID()関数と組み合わせて、不規則なパターンの文字列から必要な値を取得する際に利用します。
FINDとSEARCHの違いは大文字小文字の違いを区別するか?区別しないか?の差となります。
あと、関数名の最後のBが付く付かないは全角文字を2文字とするか?しないか?の違いとなります。
FIND | 文字検索(大文字小文字区別あり)
概要
指定した文字列が最初に現れる位置を取得する。大文字小文字は区別します。
構文
FIND( 検索文字列, 検索の対象文字列, [開始位置] )
・検索文字列:検索をしたい文字列、もしくはそのセル番号
・検索の対象文字列:検索をされる文字列、もしくはそのセル番号
・開始位置:取得する値の桁数 ※デフォルトは1
使用例
A | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|
こんにちは | =FIND("にち",A1) | 3 | |
abABcdabABcd | =FIND("AB",A2,4) | 9 | ※開始位置を4と指定していることに注意 |
SEARCH | 文字検索(大文字小文字の区別なし)
概要
指定した文字列が最初に現れる位置を取得する。大文字小文字は区別しません。
構文
SEARCH( 検索文字列, 検索の対象文字列, [開始位置] )
・検索文字列:検索をしたい文字列、もしくはそのセル番号
・検索の対象文字列:検索をされる文字列、もしくはそのセル番号
・開始位置:取得する値の桁数 ※デフォルトは1
使用例
A | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|
こんにちは | =SEARCH("にち",A1) | 3 | |
abABcdabABcd | =SEARCH("AB",A2,4) | 7 | ※開始位置を4と指定していることに注意 |