こんにちはニシケンです。
スプシでデータ分析を行う際、データのクレンジングで良く利用するテキスト置換の関数をご紹介します。
おもに表記の揺れを一律に変換するのに非常に便利です。
SUBSTITUTE | 文字列の検索置換
概要
対象テキストの条件に当てはまる部分を置換します。一般的に連想する置換機能ははこちらです。
構文
SUBSTITUTE( 検索の対象文字列, 検索文字列, 置換文字列, [実行回数] )
・検索の対象文字列:検索をされて置換もされる文字列、もしくはそのセル番号
・検索文字列:検索をしたい文字列、もしくはそのセル番号
・検索文字列:検索文字列を置換する文字列、もしくはそのセル番号
・実行回数 :置換を実行する回数 ※デフォルトはすべての文字列が置換される
使用例
A | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|
こんにちは | =SUBSTITUTE(A1,'にち','ばん') | こんばんは | |
2019/11/22 | =SUBSTITUTE(A2,'/','') | 20191122 | ※実行回数が未指定の場合、全て置換される |
REPLACE | 文字列の場所指定置換
概要
対象テキストの一部を置き換えます
構文
REPLACE( ベース文字列, 開始位置, 桁数, 新規文字列 )
・ベース文字列:置換される対象の文字列、もしくはそのセル番号
・開始位置 :置換の開始文字列 ※デフォルトは1(先頭)
・桁数 :置き換えられる文字の文字数
・新規文字列:新たに置き換えられる文字列、もしくはそのセル番号
使用例
A | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|
こんにちは | =REPLACE(A1,3,2,'ばん') | こんばんは | |
45094 | =VALUE(REPLACE(A2,3,3,'183') ) | 45183 | ※文字列型として扱われるため、数値として利用する場合はVALUE関数を使用する |