こんにちはニシケンです。
日時関数の基本をまとめました。
現在の日付や時間を取得するための関数です。これらの関数を起点として日付周りを関数を駆使して必要とされる日付へのワープや日数計算を行います。基本をガッチリ抑えてエレガントに日付の活用を行いましょう。
DATE | 年月日を指定して日付を作成
概要
指定された年,月,日を利用して日付を作成します。
よく使うテクニックとしては年月日をそれぞれ別のセルに入力させて、それらを用途に応じた方法で日付オブジェクトを作成します。
例えば、入力日付のx日後とかx月語の日付を作成してそれらを検索条件の日付として利用したりします。
13月指定や32日指定などの日付ルールを無視した値を設定しても、13月の場合は年の繰り上げ、32日の場合は月の繰り上げをしてくれてエラーになること無く対応してくれます。
また、12.3月や12.3日などを指定した場合は小数点以下は切り捨てられて整数値として扱ってくれます。年月日を計算してく制した場合でもそのまま使うことができて便利です。
構文
DATE( 年, 月, 日 )
- 年:作成する日付の年
- 月:作成する日付の月
- 日:作成する日付の日
使用例
A | B | C | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
2019 | 7 | 5 | =DATE(A1,B1,C1) | 2019-07-05 | |
2019 | 7.3 | 5 | =DATE(A2,B2,C2) | 2019-07-05 | 小数点切り捨て |
2019 | 6 | 35 | =DATE(A3,B3,C3) | 2019-07-05 | 日付を繰り上げて返す |
TIME | 時分秒を指定して時刻を作成
概要
指定された時,分,秒を使用して時刻を作成します。
DATE関数と同様、時分秒をそれぞれ別のセルに入力させて、それらを用途に応じた方法で時刻オブジェクトを作成します。
値の繰り上げや小数点の切り捨て対応もDATE関数と同様に処理をされ、計算結果を時分病に設定してもよろしく対応してくれるので便利です。
構文
TIME( 時, 分, 秒 )
- 時:作成する時刻の時
- 分:作成する時刻の分
- 秒:作成する時刻の秒
使用例
A | B | C | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
21 | 5 | 32 | =TIME(A1,B1,C1) | 21:05:32 | |
13 | 7.3 | 32 | =TIME(A2,B2,C2) | 13:07:32 | 小数点切り捨て |
26 | 2 | 32 | =TIME(A3,B3,C3) | 02:02:32 | 時を繰り上げて返す |
DATEVALUE | 日付文字列をシリアル値に変換
概要
指定された日付文字列よりシリアル値を作成します。
シリアル値とは1900年1月1日を1とした数値です。1900/1/15が15、1900/1/31が31と言った感じです。
シリアル値を利用するケースは多くはないのですが、複雑な日数計算を利用すると際は値をシンプルに利用することができるため非常に便利でした。
構文
DATEVALUE(日付文字列)
- 日付文字列:シリアル値を取得したい日付文字列
使用例
A | 関数 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|
1/23/2012 | =DATEVALUE(A1) | 40931 | |
2012/1/23 | =DATEVALUE(A1) | 40931 | 日付の書式は問わない |